イベント詳細

もはや高齢”化”社会ではない。
超高齢社会、人生100年時代において、民事信託ができること。
—————————————————–

高齢化が進む現代日本では、資産家には相続対策および資産承継が、事業主には事業承継対策が、家庭内の弱者には後見の仕組みが必要であり、そのための制度として信託制度の利用が求められています。

このような家族のための信託を設計しこれを設定するには弁護士、司法書士、行政書士、税理士、会計士等の専門職の方々（以下「専門職」と言う）による助言と指導が必要であり、そのための組織として各地に専門職による団体が多数設立されています。しかし、これらの団体はお互いに横の連絡がなく、その理念を共有することなく、それぞれが勝手に活動をしている状況にあります。現在までに実施された民事信託の事例は認知症対策が大部分を占めると言われ、その利用の広がりがありません。また法務の検討も税務の検討も十分行われているとは思えないものもあります。また、民事信託は金融監督当局の監督が及ばないので、受託者がその忠実義務を怠り、受益者の利益を損なう危険性があります。

そこで健全な民事信託ないし家族信託の発展のために、その関係団体がお互いに連絡を取り、その理念を共有するための意見交換会ができる機会を設けるべく、今般僭越ながら幹事として、民事（家族）信託サミットを開催することといたしました。各地の関係団体の方々におかれましては、ぜひサミットにご参加いただきたく、ここに謹んでご案内申し上げます。

主催：一般社団法人 民事信託活用支援機構

【詳細・お申込みチラシはこちら】（ＰＤＦ）