- 研修テーマ
- 信託契約書作成実務講座:受益者連続型を活用した相続・事業承継対策
- 開催日時
- 2014年11月20日(木)14:00~16:00
- 研修内容
- 地主さんや事業経営者が相続・事業承継を考える際には、財産権の承継対策(相続税対策、遺留分対策など)と経営権の承継対策(円滑な事業の継続)という2つの視点から長期的なアプローチが求められます。
その場合に、「点」の資産承継である生前贈与や単純な遺言だけでは経営者の“想い”に対応できないケースがあります。
つまり、自分の承継者を指定するだけではなく、自分の承継者のさらに次の承継者を指定したいという、「点」ではなく「線」の承継を実現したいというニーズがあります。
そこで、受益者連続型の家族信託を活用することで、そのニーズに応えることが可能となります。
また、受益者連続型の家族信託は、資産家・事業家のためだけの仕組みではありません。子供のいないご夫婦や先妻との間に子がいる方など複雑な相続関係をお持ちの方、障がいをお持ちの方をお子さんに抱えるご家族、これらの方々にとっても、この受益者連続型の家族信託を活用することで、円満・円滑な資産承継や社会的弱者の経済的サポートを実現することが可能となります。
家族信託の仕組みは、頭では理解できていても、それをどう信託契約書に落とし込めばいいのかイメージが湧かない方にとっては、この研修は大きな指針になるはずです。
「相続」を取り扱う多くの専門職(税理士・司法書士・弁護士・行政書士・FP・ライフプランナー・不動産コンサルタント等)の方々の受講をお待ちしております。
- 対象
- 専門 50名
- 会場
- 日本教育会館(神保町)
東京都千代田区一ツ橋2-6-2
- 講師
-
- 本協会理事・司法書士
宮田 浩志氏<講師紹介>
宮田総合法務事務所にて、地域密着にこだわり、地元を大切にする司法書士事務所として信頼を重ねている。
「家族信託」に関する取り組みでは日本でも先駆的な存在で、日本有数の相談件数と実施実績をもつ。
一般社団法人日本相続学会理事、公益財団法人武蔵野市福祉公社権利擁護事業運営監視委員他。
- 本協会理事・司法書士
- 参加費用(税抜)
- 一般:35,000円
家族信託普及協会会員:12,000円
(費用は事前にお振込みください。お申し込み時にご案内致します。)